RenderManはBlenderに対応するか?

追記:Blenderに対応しました→BlenderからRenderManを利用する

ついにリリースされた非商用版RenderMan。現在のところスタンドアローン以外ではMayaかKATANAのプラグインがリリースされています。このほかにもCinema4DとHoudini向けのプラグインサポートが”Underway”(進行中)になっているのでそのうちリリースされるのでしょう。そのほかの3dsMax、Modo、Rhino、Lightwave、Blenderについては”Potential”(可能性あり)としか書かれていないので当分は対応予定無いのでしょう。
Potential扱いのBlenderには現在デフォルトでは2つのレンダラが内蔵されています。
Blender Render
Blender標準のレンダラ。初期からあるレンダラで安定した動作をします。マテリアルはマテリアルタブ、テクスチャはテクスチャタブで設定するので調整時にタブ間をいったりきたりする事がたまにあって面倒だったり。各種パス(マスクなど)を別出力できるなどコンポジット時に威力を発揮します。レンダリングは速いですが、フォトリアルな画像を作るのは向いていません。最近は機能追加もなく忘れ去られているレンダラ…
Cycles Render
Blender2.6あたりで追加されたフォトリアルな画像をつくりだすレンダラ。マテリアルやテクスチャはノードを使い設定していきます。「鉄の材質と木の材質を混ぜ合わせた材質」といったマテリアルをノードを組み合わせることで簡単に作り出すことが出来ます。光の当たる方向によって反射度合いを変えたりといったBlender Renderでは難しい材質もつくりだすことができますがノードが複雑になり見にくくなることもあります。フォトリアルな画像がすぐに作り出せますが、光量やレンダリングサンプル数などをしっかりと調整しないとノイズがはいった画像ができてしまいます。単にサンプル数を上げたからといって綺麗な画像ができるわけでもなく効率よく画像をつくりだすのには慣れが必要です。レンダリングに時間がかかるのでアニメーションには向いていませんが、CUDAを利用することでいくらかは高速化することが可能です。まだ発展途上のレンダラなので今後高速化や機能追加が進んでいく事がアナウンスされています。

Cycles Renderが追加される前には外部レンダラをつかってフォトリアルな画像を作るのが一般的でした。しかし、Cycles RenderがBlenderに統合されていて使い勝手が良いので最近使われることはあまりありません。
YafaRay
オープンソースのフォトリアルレンダラ。アドオンを使い外部レンダラを呼び出す形で利用します。最近のYafaRayは触ってないのでなんともいえないですが、昔はクラッシュしまくってたレンダラ。
LuxRender
こちらもオープンソースフォトリアルレンダラ。外部レンダラを呼び出して利用します。Blender以外にも多くのソフトウェアに対応しているレンダラです。綺麗な画像をつくりだすことができますが、遅い。

他にもMitsubaなるレンダラもあるのですが、情報が少なくてどれくらい使えるのかは不明・・・
このようにBlenderにはフォトリアル系のレンダラが弱いという弱点があるので、RenderManがBlenderに対応したら利便性は格段に向上するかとおもいます。Blender上で設定した3DCGシーンをRenderManで読める形式に変換するアドオンを作ることになるのでしょうが、BlenderとRenderMan両方の仕様をよく知っていないと作るのは難しそうな…BlenderからRenderManを使えるようにしようとするプロジェクトはいつのまにか下火になっていましたが、今回の非商用版リリースで復活するのでしょうか?

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