【ネタバレ】ラブライブ!The School Idol Movieをみて

ネタバレを含みます

3回ほどみてきたのでそろそろまとめてみようかなと思いました。
公開から一週間経ったのでまだ見ていないという人はだいぶ減ったとは思いますが念のため。ストーリーと感想をダラダラと書き綴っています。何回か見て新たな考えが浮かんだら追記していきます。

むかしのはなし

幼き頃の穂乃果、海未、ことりのシーンから始まります。水たまりを飛ぼうとする穂乃果。しかし、水たまりは広すぎて飛び越せませんでした。諦められない穂乃果はまた飛ぼうとします。するとどこからかきこえてくるハミング。2回目でわかりましたがこの曲はSUNNY DAY SONG。なんでここで聞こえてくるかはまぁ考えてはいけないのでしょう。水たまりを飛び越して着地!したところで時間軸は現在へと移動します。

海外編よ!

ラブライブ!ドーム大会を開催するためのアピールとして海外でライブをして大会への注目度を上げて欲しいと依頼されるμ’s。てっきり海外でのライブを成功させるまでが物語の主となる部分と思っていたので40分ほどで日本に帰ってきたので予想が外れました。海外のTV局がスクールアイドルを特集するのでそのために現地でライブをしてほしいと…スタジオでは無く好きな場所でライブさせてくれるとは予算規模がすごい。海外へ行くのはおまけでその後の物語への準備段階でしかありませんでした。制作陣が海外ロケハンに行きたかっただけなのかな?前半はライブ会場探しをするμ’sメンバーの旅行編です。ラブライブ!は時間の都合で説明をカットする事があるのですが、今回もカットされて唐突に話が進むところが・・・。シーン間の繋がりが薄くぶった切りの映像を見せられている感覚でした。テンポ感が悪いかな?2回目を見たらそこまで違和感がなく感じたのは慣れてしまったせいでしょうか?もしくは1回目だと背景だったりキャラクタだったり物語だったりと情報量が多すぎて追いつかず2回目では展開を知っていて余裕をもって見ることが出来たからでしょうか。海外編で重要なところは穂乃果が女性シンガーと出会うというシーンです。突然出てくる新キャラクターが物語に関係してきます。毎日毎日パン!パン!!パン!!!な生活でご飯が食べられずご飯が食べたくてしょうがない花陽。ご飯の魅力を力説します。ごはんはおかずではないようです。そこでお米が食べられる店「Go-HANYA」ニューヨーク店?に行きます。そこの帰り道、ひとりだけ乗る電車を間違え迷子になる穂乃果。迷子になってしまった穂乃果、街をあてもなくさまよっているとどこからか聞こえてくる歌声。そこにはストリートライブをする女性が。聞き惚れておもわず拍手をする穂乃果。この女性シンガー、昔は日本で「みんなで歌っていた」けれど、今はひとりここで歌っているとのこと。日本語が話せる人に出会えたおかげでなんとかホテルまで帰ってこれた穂乃果。穂乃果が無事にホテルに帰ってこれたシーン、横断歩道がススメに変わり穂乃果が先にμ’sメンバーのもとへ駆け寄ります。untitled1
驚きの雑さのイメージ図。ピンク色が女性シンガー、オレンジ色が穂乃果です。このカットまでは女性シンガーが画面にうつる構図になっています。
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しかし、次の駆け寄った穂乃果を正面から映すカットでは女性シンガーが穂乃果に隠れてしまい映りません。
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ホテルの前のシーンでも女性シンガーが映らないようになっています。
そして、海未の「誰もいませんでしたが…」という台詞の後にやっと女性シンガーが立っていた位置が画面に映る構図になります。なので女性シンガーが自らその場を去ったのかそれとも本当にいなかったのか・・・。そこの解釈は見る人たちに任せられているようですね。ちなみに女性シンガーの声を当てているのは高山みなみさん。皆様ご存じ眼鏡をかけていて決めぜりふ「真実は、いつもひとつ!」でおなじみの探偵と中のひとが同じです。

本題はここから

日本に帰ってきたらμ’sの人気が急上昇。秋葉原の町中がμ’s一色(今のリアル秋葉原と同じ状態じゃないか)。どこへ行ってもファンがいてサインを求められる、そんな状況に戸惑うμ’sメンバー達。理事長からはμ’sを続けて欲しいという声があると言われ、ヒフミ3人組やファンからは新曲が聞きたい、ライブが見たいとせがまれるが困惑するメンバー達。彼女たちはラブライブ!決勝大会を期に解散すると決めていましたがまだメンバー以外の人たちに知らせていませんでした。期待には応えたい、けれども自分たちで決めた「ラブライブ!決勝大会を最後にμ’sは解散」という宣言を撤回するべきか悩む穂乃果、そしてメンバー。この映画の主題はこれです。周囲の期待に応えるのかそれとも自分たちの考えを優先させるのか。μ’sと対局の道を進む存在としてA-RISEがいます。海外からの帰国後、A-RISEのリーダー綺羅ツバサは穂乃果を呼び出しA-RISEはスクールアイドル卒業後はマネジメントチームの支援でプロデビューすると告げます。そして穂乃果にμ’sはどうするのかと尋ね今後の活動について考えるよう言います。

結論は、解散

日本で女性シンガーと再会する穂乃果。女性シンガーを自分の家に招きますが家の前でやっぱりいいやと断られてしまいます。女性シンガーの「目を閉じてみて」という台詞、突然夢空間に移動!女性シンガーが知るはずの無い過去の穂乃果が水たまりを飛び越えようとした思い出に絡めて『飛べるよ!』という台詞と共に決断を促します。この女性シンガーの存在が謎であり最後まで明言はされません。クレジットにも「女性シンガー」としか書かれておらず名前の設定は伏せられています。将来の穂乃果なのかそれとも穂乃果が作り出した幻影なのか実在するのか・・・。海外編では迷子になった穂乃果をホテルまで送ってくれましたが穂乃果が無事に皆と再会できた直後に忽然と消えたり他のメンバーの「誰もいませんでしたが・・・」という台詞。しかしそのカットでは穂乃果が運んでいた女性シンガーが使っていたマイクの機材一式が残っていたりといったい・・・。「仲間とみんなで歌っていた」という女性シンガーの過去の話もバンドなのかアイドル活動なのか解釈のしかたが統一できない台詞で観客側に自由な想像をしてもらおうと言うことでしょうか。ラブライブ!という作品は1期1話でも突然歌い出したりとミュージカルのような演出があったりするので穂乃果の中での夢空間という考えも有りですが、女性シンガーが幻では無く存在する人物だとすると穂乃果と自分の過去を重ね合わせてしまったのでは無いでしょうか。皆で続けようとした、しかし結局は続けることが出来ず自分はひとりで海外へ。続けるか、解散するかの判断はしっかりと自分でして欲しいという想いがあったのでしょうか?髪の分け方や目の色といった穂乃果と似た点が多いですがどこにも答えは無し。もしかして作っている側もとくに考えていなかったりしてな!

スクールアイドルの素晴らしさを伝えよう!

解散をするという結論に至ったμ’s。最後はμ’sだけでなくA-RISEをはじめとした全国のスクールアイドルを集めてライブをしようという計画を出します。『廃校を取り消したい』そして『ラブライブ!で優勝する』という目標を達成してきたμ’sの最後の目標は『スクールアイドルの素晴らしさを伝える』。新しい目標を見つけた穂乃果は活動的になります。μ’sに破れてからA-RISEがただのμ’sファンのようなポジションにいるような気が・・・。全国のスクールアイドルに協力を求めて秋葉原で大規模な合同ライブをすることになりました。秋葉原を通行止めにしてライブとかすげぇ。資金はいったいどこからきたのかとかは考えてはいけないのでしょう。

最後のライブ

秋葉原の大通りでスクールアイドルみんなで歌う『SUNNY DAY SONG』。動きが多いので何回も見直したいけど劇場では巻き戻しが出来ない。

入学式

シーンがかわり入学式になります。そして雪穂、亜里沙が登場。あれ?リボンの色が緑色に?音ノ木坂は一年生青、二年生赤、三年生緑という毎年色が変わる制度になっているのでどうやら雪穂達は三年生、つまりμ’sメンバーは全員卒業した後のようです。「一年生に説明をする」という雪穂の台詞から今年もアイドル研究部には入部希望者が来てくれたようです。そして雪穂、亜里沙による音ノ木坂でのアイドル活動の原点、μ’sについての紹介。雪穂の「μ’sの最後のライブは・・・」というぼかした台詞の後、ライブ前のおなじみ「1,2,3,4,5,6,7,8,9!」というかけ声からエンディング曲となる『僕たちはひとつの光』へ。入学式のシーンからは雪穂の最後の台詞が終わるまでμ’sメンバーの台詞は一切無く世代交代が示されているのでしょうか。『僕たちはひとつの光』の一番が終わるとラブライブ!でおなじみの青空(あおぞら)背景にLOVE LIVE!からラブライブ!になるあのロゴがでてきます。
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μ’sの1stシングル『僕らのLive君とのLife』はこのロゴのあと「叶え!私たちの夢!」という穂乃果の台詞からはじまります。そして映画は集大成のライブを行い、このロゴで終わる。深読みしすぎでしょうがμ’sとしての物語が映画でいったん区切りがついたという演出に感じました。あとはエンドクレジットです。エンドクレジットのあとはそのままおわり。μ’sメンバーの語りなどもなくあっさりと終わりました。映画のロゴ「ラブライブ! The School Idol Movie」ではなく「ラブライブ! School Idol Project」のロゴというのも狙った演出な気がしてしまいます。

Hello,星を数えて

劇中では「海外」という単語のみでどうみてもニューヨークなのに一切地名が台詞に出てきません。不思議。そんなニューヨーク旅のある日、なんと雨。今日はどうしようか・・・という沈んだ空気のなか凛の「大丈夫にゃー☆」という台詞と共に突如始まるこの曲。とつぜんはじまるミュージカルのような演出はラブライブ!ではおなじみです。街中で歌ったりとフラッシュモブに近いようにも感じます。この曲は一年生3人組で歌います。いままで学年別で歌うことはなかったので新しいですね。

Angelic Angel

劇場版PVでも使われた曲ですね。エリーがセンター曲。3DCG製作はILCA、2期9話,12話,13話の3DCGパート製作を担当した会社ですね。時々、背景が音ノ木坂のグラウンドに切り替わるのですが、μ’sの皆はこの海外ライブがμ’s最後のライブだとこの時点では思っていたのでμ’s9人がそろってはじめて行ったグラウンドでのライブと重ね合わせた演出ということでしょうか。

?←HEARTBEAT

どう読むのかわからない曲。「?←」はどうよむのですか。(追記:ふつうに「ハテナ ハートビート」でよかったみたい)日本に帰ってきたら突然人気者に、どうやって家まで帰ろうかと路地裏でμ’sメンバーが相談している時におもむろにグラサンをかけはじめた三年生たち。エリーがすごく賢くないです。にこ「絵里なら大丈夫よ!」希「エリちならいけるやん!」といった具合でにこと希にヨイショされてはっちゃけてしまったエリーが勝手に想像できました。「ランランウェイなランランウェイな♪」でくるくる回りながら踊る希が見所です。
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Future style

穂乃果の提案で全国のスクールアイドルにいっしょにライブをしようと呼びかけをはじめるシーンでの二年生組の挿入歌です。音ノ木坂がステージとして使われています。アイドルソングの定番のような曲調と振り付けがされています。学年別楽曲には舞台転換の役割もあり時間の経過も表現されています。(おそらく)全部作画というのも映画にかけた予算を感じさせます。

SUNNY DAY SONG

全国のスクールアイドルたちと踊った曲。3DCG製作はILCAです。皆でライブをするということで背景には大量のモブキャラクターたちがいます。こういった群衆表現には3DCGの利点がでてきますね。しかし、μ’sモデルに比べるとクオリティがかなり落ちている・・・。限られた予算と時間のなかでどこにリソースをつぎ込むかといえば主役となるμ’sですがもうちょっとモブ達にも・・・。一瞬μ’sメンバーの母たちが現れるのですが一瞬過ぎてわからない。途中でサイリウムを両手持ちして踊り出す穂乃果パパの方につられてしまい海未ママを見損ねること数回・・・。途中のアパートが映るシーンでは矢澤家の虎太郎、こころ、ここあの3人組も確認できます。

僕たちはひとつの光

映画の最後を飾る曲。アニメ時空でのμ’sはじまりの曲『START:DASH!!』の歌詞「うぶ毛の小鳥たちもいつか空に羽ばたく」と『僕たちはひとつの光』の歌詞「小鳥の翼がついに大きくなって旅立ちの日だよ」の対応、μ’sメンバーの名前を歌詞にまぜこんだり(絵里の混ぜ方が無理矢理な気もしますが)と想いがつまった曲になっています。3DCG製作はグラフィニカ、2ndシングル版のSnow halation やユメノトビラの製作をした会社です。ユメノトビラの完成度がすでに高かったのですが「僕たちはひとつの光」はさらに完成度が上がっています。雪穂の台詞でもぼかされていましたがどこで本当の最後のライブを行ったかは明示されていません。背景がドームのようにもみえますし、「1,2,3・・・」のかけ声も反響が大きい空間でしていたような。。。

映画をみおわって

2期でのラブライブ!大会後にμ’sは解散という意見に一致したμ’sメンバー達。2期では卒業までしか描かれず解散については想像にまかせるという方向性で行くのかと思いきや映画にて解散を描ききりました。μ’s解散後も音ノ木坂には入学希望者がおり、穂乃果たちの活動は意味あるものになりました。時間が進んでいく作品というのは終わりがつらい。保護者のような視点でみているとμ’sみんなの成長ぶりになんだか涙が・・・。μ’s結成から最後まで、描ききった作品となりました。ストーリーの展開が下手な気もしますが、ファンへ向けての映画、そして5年間の歩みを積み重ねたうえでの映画という点ではいいできなのではないでしょうか。映像にμ’sの歩みを重ねることでより充実度が増す映画なので、μ’sやラブライブをまったくしらずにいきなり映画をみると感動もなにもないよくわからない映画になってしまうでしょう。映画ではμ’sの解散がハッキリと示されましたが今後どのように続いていくのか、まだまだ追いかけていきたいと思います。

番外編。舞台挨拶をみてきました

6月20日に行われた舞台挨拶をみてきました。登壇者は新田恵海さん、南條愛乃さん、楠田亜衣奈さん、そして監督の京極尚彦さん。出だしでかんでしまう噛みつんを炸裂しさっそく場内の笑いを誘うところからはじまります。上映前の挨拶ということでまだ見ていない人への配慮としてネタバレとなる話はできず、映画の魅力や製作中の裏話が中心でした。4日間にわけてアフレコをしたりえみつんと女性シンガー役の高山さんはまた別日に収録があったりと時間をかけて音声収録を行ったようです。たしかにμ’sメンバーたちが話している後でも環境音として誰かが話している声が入っていたり。ラブライブ!が好きすぎてアニメーターの方々はネタバレを避けるために自分が担当するパート以外を見ないようにしていたようです。スタッフにも愛される作品、いいですね。京極監督によると今回の映画ではTVシリーズ1クール分ほどの枚数をつかっているようです。ここでうっかり映画の中では6曲あるといってしまう監督。曲数のみなのでこれはセーフ。25分ほどの舞台挨拶でしたがラジオなどではなく実際に話を聞ける機会というのはとてもよいですね。とくに京極監督はファンの前で挨拶をするのは公式でははじめてのようなのでとても貴重な舞台挨拶となりました。・・・・いろいろ聞いたはずなのですが思い出せない。映画やイベントの感想をかくのは難しいですね。

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